読んだ本:変革の軌跡 【世界で戦える会社に変わる"アジャイル・DevOps"導入の原則】
著者:Gary Gruver
URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B01N6TXZC3/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_PTxyCbEN40TDZ
評価:4
感想:
経営者から現場のエンジニアまで、複数の視点がある良書。
0からアジャイルを進めていこうと考えている人が対象となる本だと考えている。
本の中では、大規模組織がアジャイルを進めていくにあたって、どのような組織づくりやマインドを持つべきかが書いてある。
ただ、個人的に、メインブランチのみで開発をするというところが腑に落ちなかった。
HPのような大規模組織であれば、ブランチが複数あることへのデメリットが大きいのかもしれないが、いつテストがレッドになってもおかしくない不安定な状態でリリースすることの違和感のほうが勝っている。
私は、gitをチームで運用したことないので本来どうあるべきかはわかっていない。
しかし、特別に納得がいく説明がこの本の中でされておらず、もやもやとしたまま読んで後半の内容が身につかなかったので、評価を下げている。
HPの事例よりも、付録して記載されている楽天の導入事例のほうが私は理解できた。