コミット全体をRevertするのではなく、特定のファイルだけをRevertかけたい時の操作を記載します。
環境
- IntelliJ IDEA
- 2022.3.3
対応
GitタブでRevertしたいコミットログを探し、対象のファイルを右クリックします。
選択した変更を元に戻すを選択すると、特定のファイルだけRevertします。
間違えやすい点
特定のファイルだけをRevertをかけたいユースケースは、ファイルの修正履歴を見てからその修正が適切であったかを判断し、結果として特定のファイルだけが誤っていたことが判明したのでRevertをすると思います。
ただ、ファイルの履歴から追えるのは特定のファイルのコミットログだけです。あくまで、コミットログから対象のファイルを右クリックする必要がありますので、影響を受けるすべてのファイルを表示をクリックして、それから選択する必要があります。
このコミットをRevertを選択するとコミット対象をRevertしてしまいますので注意してください。
終わりに
この機能自体は知っていたのですが、機能を利用するための画面が分からなかったので、あらためてまとめました。
Revertで意図しない破壊も起こるので、安全に処理するためにはRevertではなく、この記事を元にしたコミットを重ねたほうが安全かもしれません。