1度覚えたら多用するので2度調べることはありませんが、誰かが検索する可能性を考えてブログにします。
IntelliJ IDEAではキャッシュを使用して実行しているのか、誰かがbuild.gradleを修正して依存ライブラリが増えても自動でダウンロードされません。この記事では、誰かがbuild.gradleを修正しても、現在のbuild.gradleから最新の依存ライブラリを取得できるようにします。
なお私はこの機能を知るまで、誰かがbuild.gradleを修正するたびに、毎回プロジェクトを再作成していました。
環境
- Windows
- 10
- IntelliJ IDEA Ulitimate
- 2020.3
- Java
ゴール
- 現在のbuild.gradleの依存ライブラリを再取得する
- Gradleプロジェクトをリロードする
※ Mavenでも、同様の操作で問題ありませんでした。
なお、cleanコマンドではうまくいかないパターンを想定しています。
./gradlew clean
方法
IntelliJ IDEAのGradleツールウィンドウを選択します。
更新のマークをクリックします。クリックすることで、ライブラリを再ロードしてくれます。
それでもうまくいかない場合
gradleのキャッシュが残っており、ライブラリがダウンロードできていない可能性があります。ですので、gradleのキャッシュを削除する必要があります。
Windowsのコマンドプロンプトでは「~」はホームディレクトリを指さないので、PowerShellから実行してください。
rm -rf ~/.gradle/caches rm -rf ~/.gradle/daemon
キャッシュ削除後にもう1度IntelliJ IDEAから再ロードしてください。
終わりに
超がつくほどの小ネタですが、IDEによってやり方が違うので気付くことが難しいですね。やり方さえ知っていれば、公式のヘルプで探すことができますし。
キャッシュが悪いことは想定できますが、プロジェクトのキャッシュなのか、Gradleのキャッシュなのかが分からなくて調べ方もわかりません。
他にもいろんなことはできるので、公式ヘルプからいろいろ見てみてください。
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参考
IntelliJ IDEA 公式 2020.3:リンクされた Gradle プロジェクトを再ロードする pleiades.io