G検定の2020#2を受けたので、感想を簡単にレポートします。
G検定とは
概要
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が提供している資格で、ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定するものです。
G検定公式テキストだと、「知識を体系化し、ビジネスでの活用へ」と紹介しています。
エンジニアではなくどちらかというと、AIを使って何かをしたい人・業務側の人向けというものです。
エンジニア向けとしては、E検定というものがあります。
料金
普段は12,000円ですが、2020#2に関しては半額の6000円で受験できました。
回数
G検定は年3回受験、E検定に関しては年2回受講することができます。
ただ、E検定に関しては、今年は#2がコロナの影響で試験が無かったようです。
受験方法
自宅で受験できます。
なので、試験中に答えを検索できます。
ただし、120分で200問なので、1問当たり30秒くらいしか掛けられません。
2020#1までは、226問だったので、緩和されてます…
ますが…
感想
先に感想述べます。
公式テキストほぼ役に立ちません
過去問とかも提供してくれてないので、ぶっつけ本番なんですよね。
一応、同じチームにG検定もE検定も合格している人がいたので、受験感想を聞いてました。
普通に30時間くらい勉強したうえで、ググりそうな問題は事前にちゃんとExcelとかに資料を纏めれば、受かるよとは聞いてました。
正直全く太刀打ちできませんでした。
事前にまとめた資料だと、検索にうまくひっかからず…。
G検定の内容か、これ? って思うのも多く。
226問が200問になった結果、その分難易度が高くなったのかな…?
今年のE検定が中止になった結果、G検定の問題にいれてるんじゃないのかな…?
受験料が半額になった結果、大量に落としたいのかな…?
とか、邪推しちゃってます。
落ちただろうなぁ…。
正直、勉強不足だった自分が悪いとはいえ、2回目は受けたくないです。
出てきた問題
2020#2のざっくりとした印象。
- G検定公式テキスト(通称:白本)
- 2割
- ディープラーニングG検定問題集(通称:黒本)
- 1割
- その他
- 7割 法律問題ばっかり
バーニーおじさんのルール、ノーフリーランチ定理みたいなのは0問でした。
公式では、多肢選択式もある、と記載していましたが、0問でした。
人名0でした。
Tensorflow -> Keras
Chainer -> PyTorch
も、0でした。
例題は多少出たかな…?
Study-AIさんの例題は出たかな…?
出てなかった気がする。
LeNet -> AlexNet -> googLeNet -> ResNet
の流れはあるものの、名前だけじゃなくて、どのように差別化できていたか、という深いところまで聞かれました。
今、白本見てみると、強調はされてます。
法律問題ばっかりですね。
事業側の問題なので、わからないでもないですが、ググってもわからない問題ばっかりでした。
全く法律問題分からないままで受けたので、明確に覚えているのは下の法律くらいですね。
- 自動運転主にレベル3
- 自律型致死兵器システム(LAWS)
勉強方法
合格してないので、参考にはならないと思います。
正直なところ、こういう法律を抑えていた方がいい、っていう公式テキストが無い状態で、受かるのって無理だと思っています。
少なくとも、黒本の総仕上げ問題、StudyAIの問題は2020#2に関してはほぼ役に立たなかったので、オススメはしません。
白本とAI白書を元に、深いところまで事前に調べていないと無理です。
もしくは、G検定を元に自分でAI組んで、ググってもらうAI作るとか…。
本だけで受かるのは絶対無理です。
終わりに
公式youtubeの合格体験記とか、黒本だけ読んでれば当日ググれば受かった、って話も見てたので舐めてた気持ちはないとは言いません。
ただ、公式youtubeで過去問解説してくれるとか、もうちょっと情報出してくれないと受かる気がしないので、その辺の改善はしてほしいです…。
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追記
G検定に合格しましたので、改めてブログを書きました。
nainaistar.hatenablog.com