きり丸の技術日記

技術検証したり、資格等をここに残していきます。

JJUG CCC 2023 Springに20分枠で登壇したレポート

5-10分枠のLTで登壇することはそれなりに重ねてきましたが、カンファレンスに登壇したことがなかったので思い切って登壇してきました。その登壇した自分語りですので、他の方の発表については特にこの記事では言及しません。

JJUG CCCとは

日本Javaユーザーグループ(JJUG)は、Java技術の向上・発展、開発者の支援を目的とした任意団体です。その団体が年に2回、春と秋に行うカンファレンスです。

ここ最近はコロナ禍だったので、オンラインでのカンファレンスが多かったのですが、今回はハイブリッドでの開催でした。現地参加・ビデオ参加・リモート参加を選べて、私はリモート参加していました。

発表内容

JJUGにセッション内容を提出したものを記載します。

タイトル: 例示!Spring Bootで作られたREST APIのテストコード

内容: 品質を高める。リグレッションの防止。リファクタリングを安全に行う。 自動テストを書いていると、上のようなメリットがあります。

しかし、自動テストができる環境構築は簡単ではありません。 このセッションではSpring Bootで作られたREST APIのアプリケーションを元に、JUnitでのテストコードを例示することで、聴講者のアプリケーションで自動テストを導入する一助となることを目的としています。

検証した機能

  • Spring MVC
  • Spring Security
  • MyBatis
  • TestContainers

検証しなかった機能

  • Spring Batch
  • WebFlux
  • GraphQL
  • 非同期処理

準備時間

20分枠で登壇しました。15分が登壇内容、5分が質疑応答です。

登壇する時のネタ探しも含めて、100時間弱はかかっていました。GWもかなり潰して環境構築をしていました。原因としては、さまざまな理由がありました。

  • 最新バージョンで構築したので、バージョン差異によるプロダクトコード自体の構築に時間がかかる
  • 当然テストコードの構築も時間がかかる
  • あらためて環境構築すると不満点や改善点を思いついてしまって、それの改善をしていた
  • 本当にソースコードだけの紹介ならGitHubだけで済むので、セッションの付加価値が思いつかなかった
  • どこまでが期待されているかがわからなかった
    • 検証しなかった機能ではなく、検証できなかったが正しいです
  • スライドにソースコードを転記する際に、重要な部分だけ伝わるように推敲していた
  • スライドを70枚作っていた
    • 15分で発表しきれるわけもなく、かなり内容をスキップしていました

資料

speakerdeck.com

サンプルリポジトリ

github.com

終わりに

「GitHub見れば分かる内容だから、そんなに人が来ないだろう。内容も面白いかわからなくなったし。」と、ずーっと当日まで思っていたのですが、ふと自分の会場予約を見てみると、満席だったので人気の内容だったということをお昼前に知りました。

現地参加するか迷ったのですが、現地発表に慣れてなさすぎるのでリモート参加にしました。リモートだとカンペを見てても違和感ありませんし。最初はビデオ参加も検討していたのですが、GW明けの5/7までにはどう頑張っても間に合わないことはわかったので、リモート参加していました。次回は現地参加して、色んな人の前で反応を見ながら登壇したいです。

あと、登壇者のTシャツ貰いました。かっこいい。

カンファレンスに登壇側で参加することは2023年の目標にも挙げていたので、参加できてよかったです。

今後も何かしらのカンファレンスに参加できるようにしたいです。次は40分枠だ。でも100時間もかけずに用意できるのがいいなぁ。