「Katalon Recorder インポート」で検索しても、「インポートはできない」という記事しか見つかりませんでした。見つかっても、単語が似ている「Katalon Studio」の方法ばかり。しかし、バージョンが上がったのか、Katalon Recorderで色々と試したところ、インポートもエクスポートもできたのでブログに残します。
なお、伝わりやすいと思ってタイトルは「シナリオ」と表現していますが、正しくは「テストスイート」です。
ターゲット
- Katalon Recorderでのインポート・エクスポートをしたい
- チーム全員で使えるようにシナリオ配布したい
- Firefoxアドイン、Chrome拡張でRPAを行いたい
- 勝手なソフトのインストールが禁止されている等々
Katalon Recorderとは
株式会社セシオス様の説明引用。
今回は、簡易的な自動テストをFirefoxのアドオンを使って行う方法を紹介したいと思います。 Selenium IDEやその他Selenium IDE関連のアドオンを導入していた方も多いかと思いますが、 皆様ご存知のようにFirefoxのバージョンが上がると使えないアドオンが出てきたり、正しく 動かなかったりと問題が発生しているかと思います。 Selenium IDEを使っていて自動テストができなくなり、困ったことはないでしょうか? そこで最新版でも動作するSelenium IDEベースのアドオンである「Katalon Recorder」を 紹介したいと思います。
私はChrome拡張で導入しています。インストールするタイプの「Katalon Studio」もあります。
エクスポート
「Test Suite」の横にある「︙」をクリックするとポップアップする「Save Test Suite As...」を選択します。
分かりづらいですが、メニューの親階層を「Test Suite」、子階層を「Test Case」と呼びます。ファイル保存は「Test Suite」単位で行いますが、「Test Case」単位では保存できません。
保存形式は「html」となります。なお、「Ctrl + S」でも同様の保存はできます。
ちなみに、右上メニューにExportボタンがありますが、こちらは「Katalon Studio」向けのエクスポートファイルになるようです。今回のファイルは「Katalon Recorder」となりますので、注意してください。
インポート
「Test Suites」メニューの横にあるフォルダをクリックし、エクスポートしたファイルを選択します。
終わりです。
正直なところ、「Katalon Recorder」のファイルが「html」であると認識していたら、混乱しないです。私は、「Katalon Studio」用ファイルでエクスポートしてしまっていたので、混乱しました。
備考
公式ページにサンプルのシナリオファイルがあります。
こちらにもインポートする方法が載っているので、Katalon Recorderで色々したい方はサンプルを確認してみてください。
終わりに
自分の調べ方が悪かったせいですが、Katalon Recorderは別の人にシナリオを展開できないものだと勝手に判断していました。無料で使えるツールって、一人で使う分には問題なくても、チームで使ったりシナリオを展開しようとすると有料になったり・割高になる印象があります。
職場の同僚にやり方を教えてもらった後、色々調べてみると色んなブログに載っていることも気づきました…。英語の公式を読むのに時間かかるからと、まずは日本語で検索する癖をいい加減直したいですね。
とりあえず、職場でKatalon Recorderを使用できるようになったので、勤怠等々で扱えるようにしたいです。
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参考資料
株式会社セシオス様のKatalon Recorderの説明および導入 www.secioss.co.jp
Karalon Recorder公式ページ chrome.google.com
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