きり丸の技術日記

技術検証したり、資格等をここに残していきます。

ノートPCが急に休止状態になったりスタンバイになったときに疑うこと(Thinkpad L13の磁気リードスイッチ)

最近、会社のWindows端末を新しくしたのですが、なぜか何もしていなくても急に休止状態になることがありました。

今後のノートPCも同じような仕組みで急に休止状態になることもあるかもしれないので、共有兼メモとして残しておきます。

環境

Thinkpad L13 www.lenovo.com

主原因

DELL様の製品サポートに答えがありました。引用させていただきます。

LCD 画面が閉じているときに、磁気リードスイッチを使用しているノート LCD パソコンは、密閉されている蓋を感知するために使用されたものとは別の磁気ソースの影響を受けます。画面の電源がオフになる場合があります。また、磁気ソースが閉じている場合は、休止状態またはスタンバイ状態になります。

DELL様の製品では、右側に磁気ソースあるようですが、会社で使用しているThinkpad L13では左側にありました。もし、同事象で困っていて、Shiftボタン付近に磁石を近づけて同事象が発生したら原因は確実でしょう。

なお、磁石を近づけてHDDが壊れても責任は取れませんので、自己責任で。

参考資料


Dell:ノートブック LCD 通常の使用時に電源が切れます。 www.dell.com

副原因

私はFitbitのメタルバンドを使用しています。メタルバンドは磁石で留めるタイプだったので、この磁石に反応していました。他にもAppleWatchでも同様の事象が発生することを伺っています。

また、iPhoneのケースを磁石で閉じるタイプのカバーを使用していたので、その磁石にも反応していました。

対策

磁石を使用しているものを近づけない、というのも1つの対策です。

ただ、今回は「磁石」が反応して、「カバーが閉じた」と見なされ、休止状態に入ることが原因です。

ですので、「カバーが閉じた」時に「何もしない」設定にすると、打合せ中に急に休止状態やスタンバイ状態になり、意図せず会議から抜けるということは無くなります。

  1. 「コントロール パネル」を選択する
  2. 「ハードウェアとサウンド」 を選択する
  3. 「電源オプション」を選択する
  4. 「カバーを閉じたときの動作の選択」を選択する
  5. カバーを閉じた時の動作を「何もしない」に変更する

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なお、「カバーが閉じる」挙動の回避はハードの仕様で難しそうです。ですので、磁石が反応した時に一瞬黒い画面になることは避けられなさそうです。

終わりに

PCを新しくしてからBIOSアップデートを必要としたり、特定のページのアクセスが非常に重くなったり、あまり安定しているとは言えない挙動をしていたので、ソフト側の不具合を疑っていました。

FitbitやAppleWatch等のヘルストラッカーを使用するのは、今となってはそこまで珍しくないと考えていたので、それが起因となるとは想定もしていませんでした。

経験したことが無い不具合だと、原因解明の糸口が見つからなくて困りますね…。

ハード面で障害対応はすることは少ないでしょうが、今後も経験して判断できるようになりたいです。


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2021/03の第3週に読んで参考になった記事の紹介

役に立ったけど自分でブログにするほどじゃないし、元々の記事やヘルプが優秀だからそちらを参照してほしいという物を集める記事。

つまり、この記事自体には中身はありません。まぁ、本の紹介記事があるなら、ブログの記事を紹介する記事だってあっていいはず。

MFAを設定した後の初期パスワード変更ができない

AWSにてMFA(多要素認証)が有効な状態でポリシーの設定が誤っていると、初期パスワードが変更できませんでした。

その時に色々調べた時の記事。

記事

クラスメソッド:MFA 強制ポリシーを適用した IAM ユーザーで初回ログイン時のパスワード変更(リセット)ができない時の対処法 dev.classmethod.jp

AWSのフォーラムにあったページ。 https://forums.aws.amazon.com/thread.jspa?messageID=818712forums.aws.amazon.com

AWSでのMFAの有効化

AWSでMFAを登録したときに参考にした公式ヘルプ。

記事

AWS公式:IAM Tutorial: Enable users to manage their credentials and MFA settings docs.aws.amazon.com

S3に静的ウェブサイトをデプロイする

S3で静的ウェブサイトを参考にした公式ヘルプ。

記事

AWS公式:静的ウェブサイトの設定 docs.aws.amazon.com

終わりに

(自分の中で)新しい試みではあるので、いつまで続けるかはわかりません。

自分向けの色が強い記事ですが、内容が技術よりなので技術ブログとして載せておきます。


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AWS 認定 クラウドプラクティショナーの合格記(AWS CLF)

掲題の通り、「AWS 認定 クラウドラクティショナー」を受験し、合格したので合格記を記します。

合格日

2021年03月13日(金)

合格した時の点数

1000点満点で、869点でした。

700点が合格ラインですので、かなり余裕で合格できたことになりますね。分からない問題が多く、400点しか取れなかった感覚でした。

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どんな試験か

公式引用。

AWS 認定 クラウドプラクティショナー試験は、AWS クラウドの知識とスキルを身に付け、全体的な理解を効果的に説明できる個人が対象です。その他の AWS 認定で扱われる特定の技術的役割からは独立しています。

AWS 認定 クラウドプラクティショナーは、アソシエイト認定または専門知識認定を取得するために推奨される任意のステップです。
分野 試験における比重
分野 1: クラウドの概念 26%
分野 2: セキュリティおよびコンプライアンス 25%
分野 3: テクノロジー 33%
分野 4: 請求と料金 16%

https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-cloud-practitioner/AWS-Certified-Cloud-Practitioner_Exam-Guide.pdf

公式ページ


aws.amazon.com

受験料


受験料金:11,000円(税別)

受験会場


全国のテストセンターにて通年受験が可能です。私の近所のテストセンターでは、2週間後の日程以降しか空いてなかったので、もし受験日を決めるなら2週間くらい前に確定しておく必要があります。

自宅での受験はできるようです。

私は回線の問題とか環境の問題とかに不安があったので、テストセンターで受験しました。

問題数/出題形式/試験時間


  • 問題数
    • 65問
  • 出題形式
    • 択一選択問題
      • 4つの選択肢から1つの正答を選びます
    • 複数選択問題
      • 5つの選択肢から2つの正答を選びます
  • 試験時間
    • 90分

選択問題なので、試験時間よりも早く終わります。

問題を見返さなければ30分、全問見返していると45分くらいかかりました。

出題範囲


公式ページを参考にしてください。

難易度


AWSの資格の中では一番基礎的なものです。

インフラを理解しているエンジニアであればAWSの理解も簡単でしょうが、苦手だとAWSの機能の意味よりも先に、そもそもの機能の意味を知らないと厳しいです。

合格に向けた勉強時間と対策

勉強時間:3ヵ月。

エンジニアなら2週間くらい、未経験でも1-2ヵ月くらい勉強すれば受かるかも、と公式のトレーニングで言っていました。

私の場合は、インフラ系の知識が致命的に苦手なのもあって、3カ月ガッツリ勉強しました。

Udemy


次の2つの講座をメインに対策していました。

正直、全然覚えられず応用問題は当日まで70%弱の正答率でした。やればやるほど過学習している自分がいるので、そのためにも受験するたびに1週間空けたりしましたが、毎回全部忘れていたので諦めて過学習しまくって基礎問題は90%を取れるくらいまでは覚えました。

ただ、実際の本番試験ではあんまり対策した問題は出てこなかったですね…。この問題集で覚えた内容を元に、消去法でなんとか正答を導いていました。

この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問) www.udemy.com

これだけでOK! AWS認定クラウドラクティショナー試験突破講座(豊富な試験問題290問付き) www.udemy.com

トレノケートさんのトレーニン


会社が用意してくれている山下 光洋さんのトレーニングを受講していました。

この時はまだ知識が全然入ってなかったので、全然脳内に入ってくれず…。クラウドラクティショナー向けではありませんが、概要を理解できました。

www.trainocate.co.jp

公式トレーニン


AWS公式がAPN向けクラウドラクティショナー対策セミナーを受講していました。

実際の問題の日本語がピンと来ないことがあるので、英語で覚えた方がいい、ということを教えていただきました。実際に本番の問題文の日本語がピンと来なかったので、英語の問題文も読みました。が、結局日本語で覚えていたので、英語の指す違いが分からず…。

やっぱり、こういう時に英語ができないとしんどいですね…。

https://register.gotowebinar.com/rt/4884314733775380496register.gotowebinar.com

Youtube


Amazon Web Service Japan 公式のYoutube動画を暇があれば見ていました。直接はクラウドラクティショナーに関わるような知識はありませんが、勉強にはなりました。

www.youtube.com

勉強会


AWS エバンジェリストシリーズ AWSの基礎を学ぼう、も見ていました。とりあえず、色んなサービスを頭に叩き込まないといけないと思ってましたので、参加していました。

awsbasics.connpass.com

その他の本


Amazon Web Services エンタープライズ基盤設計の基本 」を一通り読みました。

AWSをはじめよう」も読んでいます。 booth.pm

終わりに

インフラ系も覚えないとダメですね。そもそもの知識が抜け落ちていることが多かったです。また、普段はオンプレミスの環境しか触らないので、AWSを学ぶきっかけになって良かったです。

次の勉強する資格は、AWSのソリューションアーキテクトかAzureのAZ-204の合格を目指して、クラウドも触れるようになりたいです。


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