最近、会社のWindows端末を新しくしたのですが、なぜか何もしていなくても急に休止状態になることがありました。
今後のノートPCも同じような仕組みで急に休止状態になることもあるかもしれないので、共有兼メモとして残しておきます。
環境
主原因
DELL様の製品サポートに答えがありました。引用させていただきます。
LCD 画面が閉じているときに、磁気リードスイッチを使用しているノート LCD パソコンは、密閉されている蓋を感知するために使用されたものとは別の磁気ソースの影響を受けます。画面の電源がオフになる場合があります。また、磁気ソースが閉じている場合は、休止状態またはスタンバイ状態になります。
DELL様の製品では、右側に磁気ソースあるようですが、会社で使用しているThinkpad L13では左側にありました。もし、同事象で困っていて、Shiftボタン付近に磁石を近づけて同事象が発生したら原因は確実でしょう。
なお、磁石を近づけてHDDが壊れても責任は取れませんので、自己責任で。
参考資料
Dell:ノートブック LCD 通常の使用時に電源が切れます。 www.dell.com
副原因
私はFitbitのメタルバンドを使用しています。メタルバンドは磁石で留めるタイプだったので、この磁石に反応していました。他にもAppleWatchでも同様の事象が発生することを伺っています。
また、iPhoneのケースを磁石で閉じるタイプのカバーを使用していたので、その磁石にも反応していました。
対策
磁石を使用しているものを近づけない、というのも1つの対策です。
ただ、今回は「磁石」が反応して、「カバーが閉じた」と見なされ、休止状態に入ることが原因です。
ですので、「カバーが閉じた」時に「何もしない」設定にすると、打合せ中に急に休止状態やスタンバイ状態になり、意図せず会議から抜けるということは無くなります。
- 「コントロール パネル」を選択する
- 「ハードウェアとサウンド」 を選択する
- 「電源オプション」を選択する
- 「カバーを閉じたときの動作の選択」を選択する
- カバーを閉じた時の動作を「何もしない」に変更する
なお、「カバーが閉じる」挙動の回避はハードの仕様で難しそうです。ですので、磁石が反応した時に一瞬黒い画面になることは避けられなさそうです。
終わりに
PCを新しくしてからBIOSアップデートを必要としたり、特定のページのアクセスが非常に重くなったり、あまり安定しているとは言えない挙動をしていたので、ソフト側の不具合を疑っていました。
FitbitやAppleWatch等のヘルストラッカーを使用するのは、今となってはそこまで珍しくないと考えていたので、それが起因となるとは想定もしていませんでした。
経験したことが無い不具合だと、原因解明の糸口が見つからなくて困りますね…。
ハード面で障害対応はすることは少ないでしょうが、今後も経験して判断できるようになりたいです。
この記事がお役に立ちましたら、各種SNSでのシェアや、今後も情報発信しますのでフォローよろしくお願いします。